借りぐらしのアリエッティ
もうずいぶん前に映画館で観た。
気付いたら父親の視点で見ていて、すっかりおっさんになってしまった自分に気付いた。

登場する小人たちは4人いて、男2人と女2人、または大人2人と子供2人、に分けることができ、それぞれの立場が象徴的に描かれている。小人たちの掟である「人間にみられてはいけない」を、「受動的に姿を見られたか」、「能動的に姿を見せたか」、という二点に分けてマトリクスをかくと次のようになる。

※以下、ネタバレ有。





小人たち    不慮により人間にみられたか  自ら人間に姿を見せたか(見せようとしたか)
ポッド(父親)        No               No
ホミリー(母親)      Yes               No
アリエッティ(娘)     Yes               Yes
スピラー(少年)      No               Yes


このマトリクスは意図的に組まれたものだと思う。
掟がセキュリティのためという面で考えると、
まず、男に比べて女は危なっかしいとされていることがわかる。
初手から見つかっているアリエッティは無論、
ホミリーも脱出に手間取り、捕獲されてしまった。

次に、大人に比べて子供は危なっかしいとされている。
アリエッティは言うに及ばず、スピラーもアリエッティの身を案じて
高台(欄干の上だったかな)から弓を構えた。
結果的に見られることはなかったが、翔(人間の少年)が左を向けば視界に入る位置だったはずだ。
見られても構わない、という意志を持っていたと解釈できる。

これらの危なっかしさの描かれ方が自分の感覚に合っていたため、
父親の視点で見てしまったのかも知れない。
まぁ何だ、娘を持つとパパは大変だな、ということで。
[PR]
by feelflee | 2011-03-19 02:53 | 日常


化物語シリーズ (全5巻) >>